普段使用しているmacのSSD寿命は把握されているでしょうか
今回はSSD寿命把握について記載します。
簡潔に伝えると
# smartmontools をインストール
$ brew install smartmontools
# インストール確認
$ which smartctl
/opt/homebrew/bin/smartctl
# ツールを叩いてボリュームを見る(基本はSSDはdisk0のはず)
$ smartctl -a /dev/disk0
Percentage Used: 4%
# 100%に近いほど劣化してます
SSDの寿命を確認する
ステップごとに説明していきます。
SSDチェックツール「SMART Monitoring Tools」をインストール
以下コマンドでインストールしてください。
$ brew install smartmontools
インストール後、以下コマンドで使えるか確認してください。
$ which smartctl
/opt/homebrew/bin/smartctl
上のように使える場合はコマンドのPathが返ってきます。
smartctl not foundなどと言われた場合は一度シェルを終了してみてください。
ボリュームのパーテーション一覧を確認する
基本的には「disk0」が、Mac の内蔵 SSD になるはずです。
ボリュームをチェックコマンドで調べる
インストールしSSDの所在が確認きたら以下コマンドで調べます。
smartctl -a /dev/disk0
SSDの使用状況は「Percentage Used」の項目で確認できます。ここの「〜%」の数値が、現在までのSSDの使用状況となり、100%に近いと寿命が近いということになります。
筆者のm1 macは1年ほど使用し4%でした(毎日使用)
またそれ以外の項目についての詳細は以下に説明があるので軽く目を通してみると良いです。
Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology – Wikipedia
SSDが劣化しないようにするためには
最後にTips的な
SSDの劣化原因はデータの保存と呼び出しが基本となります。
基本を理解しつつパターンを記載すると
- OSやアプリの挙動(Mac使用中に自動でデータを読んだり書いたりしている)
- メモリ不足時の補完
- SSDの残容量不足
が原因だったりもします。
そのため以下の意識をしているだけで大分変わります。
- メモリを圧迫しないよう使わないアプリは閉じておく
- SSDの空き容量を8割以上埋めないようにする
メモリが足りなくなるとSSDに負荷がかかります。
使わないアプリは閉じておくなどして対策しておきましょう。
以上です。